Plus One

すべてを「ゼロ」にしてスタートアップする元Webディレクターの舞台裏

コミュニティを作るのにマネーが発生する時代に。

昨日、前職でお世話になった先輩2人と久々にお会いして銀座から新橋の会食。

今はそれぞれの道で独立した立場で頑張っておられるようで何よりです。18時から終電近くまで楽しい時間を過ごせました。やはり人とコミュニケーションを取るのは楽しいです。

 

さて、タイトルの話題についてですが、決して諸先輩方の考えを否定しているわけではないので最初に言っておきます。

 

独立を志してからなのか、スタートアップ起業塾やコミュニティ形成の場などスタートアップや起業を支援するビジネスがあるのを目にします。

 

実際に昨日お会いした先輩方も有料のコミュニティ塾に参加しておられました。

 

その塾の良さや参加されている上場企業の役員クラスの方やスタートアップで成功された方の話を伺いました。

数十万の受講料を払ってでも参加する価値があるコミュニティだそうです。

 

そこで1つの違和感が私の心の中にあったのですが、今日になってもそれが何かハッキリしていませんでした。

 

ただ、今日、今一緒に事業を作ろうとしている同僚からの話でその違和感がなにかがハッキリしました。

 

「そういうのに参加する人は、チャンスがほしいからだよ。」

 

胸のつっかえが取れました。さすが20歳から経営者としてリアルの商売をやってきているだけあります。答えがアッサリでした(笑)

 

確かに自分の勉強のためにセミナーや起業塾に参加されるのだと思いますが、既に成功するためのチャンスがある環境にいる人は、ひたすら自分が信じた道を進めばいいわけです。外部からのインプットももちろん大事です。

それ以上に、仕事は誰とやるかが大事です。

 

何があっても逃げない、裏切らない人間関係がそのコミュニティで得られるのか?

だから、私は若干の違和感があったのかもしれません。

 

コミュニティで切っても切れない人間関係が作れるのであれば苦労しません。仕事で信用できるか否かは、結局はその人と一度でも仕事をしてみないと分からないのでないでしょうか。

 

バイタリティのある人だが自己中心的な考えだった。

普段は真面目そうで大人しい人が、実は最後まで諦めない根性の持ち主だった。

 

そんなことは一緒に仕事をしてみないと分かりません。

人間は上っ面だけでも、本来の等身大の自分よりも何倍もすごく見せることができる動物です。

 

今日の午前中の最後に言われたのが、「人の目利きをしよう。」と。

仕事モードの時に、どれだけその感覚を研ぎ澄ませることができるのか。もちろんプライベートの飲み会であれば、それは必要ないでしょう。

 

コミュニティや起業塾に参加する人を別に否定しているわけではありません。逆に好奇心や向上心を持たれているだけでも素晴らしいことです。私も自分自身が壁にぶつかった時など、気晴らしにヒントを得に参加してみようと思います。

 

何が言いたかったかというと、ビジネスをこれからするうえで「誰を信用して仕事をするのか?」が一番大事だということ。

 

自分が壁にぶち当たった時に、身銭を切ってでも助けてくれる人が近くにどれだけいるのか?おそらく普通の生活をしている人やサラリーマンの中では少ないでしょう。いや、ほとんどいないと思います。

 

今現在それに近い存在の人と一緒にスタートアップしている環境が、私にとってどれだけ幸運なことかを改めて感じました。

 

やる気度合がまた一つ上がりました!